先日、両家のママ連れて、ブライダルフェアに行ってきました。着物だけでも5着くらいとっかえひっかえして、結局、色打掛じゃなくて黒のおひきずりにした。お式で白無垢を着て、披露宴で色打掛っていうお姉ちゃんのときみたいなスタイルが一般的のようだけど、私は「和装に洋髪」と決めていたので、白無垢で洋髪は合わないだろう、と思い最初からシロムクは選択肢から外れてた。

で、なぜ、「色打掛に洋髪」か、というと、
目黒雅叙園の和装コレクションをみて、「これ、素敵」と思っていたのです。

でも、実際、打掛を試着してみたら、帯が着物の下にくるので(打掛は羽折るものなのだから当然なんだけど)背中がぽっこりしてしまうのが何かしっくりこなくて、もしかしたら、黒のお引きずりの方がいいかな~、今、流行っているから逆にいやなんだけどな~と最初は手を出さずにいたのね。

でも、隣りで黒ひきを試着している子がいて、ずーっと見てたんだけど、かわいいのさ。黒引きって。

2回目の試着のときに、衣装部の女の子(多分、3歳くらい年下で、可愛い顔しているんだけど、ノリが淡々として、眼鏡かけていて、かなりつぼに入った)が、「内掛けは、着物を決めてしまえば、中に着る帯や着物はすべて白と決まっているので、選ぶ必要がないんです。黒引きだと帯や小物や色々とまた選ばないといけないんですけどね、、」と説明してくれて。『帯も選びたい。。』とその時、ちょっと思った。だって、和装って小物がまた愛らしいじゃないか。。

で、3回目の試着の日がブライダルフェアだったんだけど、黒引きのほうが打掛より数が豊富で、仮予約で押さえていた打掛は、両ママから「イマイチ」「地味」「最初のほうが可愛い」とか評判悪くて。そう言われるとそんな気もしてきて。ここまできたら、黒引きも着てみるか、と4着くらい、とっかえひっかえ。しかも、フェアだから大勢の人が衣装を選んでいるので、さりげなく、いい柄のものを取り合い状態。衣装を見てくれたのが、衣装部のHさん。40代か50代くらいの女の人で、ちゃきちゃきして、着付けのスピードも速いし、無駄のない会話でこっちの好みを聞き出したり、表情や反応をみてどれが気に入ったかちゃんと見てるし、きっちり、やけに仕事できるなぁ~と思って、後で受付の若い社員さんと話したら、” 彼女は衣装部のトップトップトップ、超ベテランです。”と言っていた。ぬぬ、できるわけだゎ。ハートわしづかみ。

最終的に、一番最初にきた赤い松の絵がかいてある古風な柄と、Hさんが別の人が試着終わるのを待って、『今年の新作です』と言って持ってきてくれた華やかな牡丹の柄の2つで迷って、松の方にした。牡丹はこれからも着れるけど、松は結婚式でしか着れない柄だからいいんじゃないの、というようなことをHさんも言っていた。満足ポン。

フェアは、朝の10時から始まって、ほとんど、衣装の試着で一日が終わったのですが、お花だのウェルカムボードだの引き出物だの色んなアイテムが展示してあってそうゆうのも見てたらなんと式場を後にしたのは夜の20時(親'sは夕方頃、帰ったけど)。。。仕事してるよりも時間たつの早かったよ。